2025年9月– date –
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体験談
【第8章|家庭内別居を始めた日】家の中で、物理的に距離をとるようになった
同じ家にいながら、違う部屋で過ごすようになった。 リビングで顔を合わせると、気持ちが張り詰めてしまう。 だから私は、なるべく一人でいられる時間を選んだ。 キッチンに立つ時間をずらしたり、先に寝室に入ったり。 リビングにいたとしても、夫が来た... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】「話してもいいんだ」と思えた日。市の女性相談で見つけた安心の場所
きっかけは、もう一人で抱えきれない気持ち 「夫のことで悩んでいる」と口にすることすら、ずっと怖かった。 でも、少しずつ自分を守るための行動を始めた中で、市の女性相談に行くことを決めました。 安心して話せる人がそこにいた 緊張していたけれど、... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】なかったことにしないで――心に残るモラハラの傷
夫との関係に、ずっと苦しんできました。 言葉や態度によるモラハラが続き、心がじわじわと削られていくような日々。 誰かにわかってほしくても、「見えにくい傷」だからこそ、なおさら孤独で、つらかった。 今は距離を取っているけれど 今は、家庭内別居... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】本音が話せることの安心感
「話してもわかってもらえない」と思っていた日々 夫との関係の中で、私はずっと「言えないこと」を抱え続けてきました。 たとえば、寂しさや不安。 「わかってほしい」という気持ちを口にすれば、 「そんなふうに考えるお前のほうが問題だ」と言われる。 ... -
体験談
初めて夫のことを話せた日
「私の夫、モラハラかもしれない」 そう言葉にしたのは、誰にでもではありませんでした。 本当に初めて、ちゃんと「言えた」と思えたのは――転勤先で出会った、一人のママ友でした。 その人が話してくれたから、私も話せた ある日、彼女がぽつりと話してく... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】夫に期待しないことを決めた日
――「もう、期待するのはやめよう」 その決意は、悲しみでも怒りでもなく、静かな諦めから生まれました。 私はずっと、夫に「気づいてほしい」「わかってほしい」と願ってきました。 私が我慢していること。傷ついていること。 それを言葉にするたび、「そ... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】私は壊れそうなのに、夫は平然としていた
―ひとりで苦しみ続けるということ― 朝、夫の顔を見た瞬間に胸が苦しくなった 朝、ちらっと夫の顔を見たとき。 その一瞬で、胸がギュッと苦しくなった。 普通の顔。清々しそうな態度。 まるで、何事もなかったかのような様子に、私は心を削られた。 私は毎... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】「一緒にいるのが、しんどい」と気づいた日
――心の悲鳴に耳を澄ませた瞬間―― あの日、特別なきっかけがあったわけじゃなかった。 ただ、ふとした会話の中で、心が重く沈んでいくのを感じた。 「なんで、こんなに疲れるんだろう?」 笑顔でいようとすればするほど、苦しくなっていった。 いつから「し... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】「大丈夫?」が言えない夫の違和感
――つらいとき、悲しいとき、そっとかけてもらいたかった言葉。 でもその言葉が、私には一度も向けられることがなかった。 「大丈夫?」――たった一言が、いつもなかった 具合が悪いとき、涙をこらえていたとき、 無理をして笑っていたとき。 私はいつも、心... -
体験談
【第7章|心の距離と小さな決意】「パパに話しかけてみたら?」――気を遣う子どもの姿に、胸が痛んだ
――私はもう、普通に話せる自信がなかった。 でも、子どもは今もなお“家族のつながり”を信じてくれていた。 子どもの口から出た、優しい言葉 「パパに話しかけてみたら?」 「今日は、みんなで遊べるかな?」 その言葉に、私は何度も心が締めつけられました...