体験談– category –
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体験談
【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】子どもがくれた、無償の愛だけが救いだった
—— 疲れ果てた私を、ただ見て、ただ抱きしめてくれた存在 あの頃の私は、心がすり減る音を聞きながら毎日を過ごしていた。 頑張っても「当たり前」だと言われ、 疲れたと口に出せば「言い訳をするな」と返される。 感謝もねぎらいもなく、 ただ「努力が足... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】普通の家族を夢見ていた自分に気づいた
—— いつか自然に、笑い合える日が来ると信じていた 「どこにでもある、普通の家族でいい」 そう願っていただけなのに、 それすら手に入らない日々が続いていた。 無理をしていた。 我慢していた。 でもそれは、「がんばればきっと、家族は自然にまとまって... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】家族の時間が怖くなった理由
—— 楽しいはずの時間が、私には苦行だった 「家族の時間が一番の癒し」 きっと多くの人が、そう信じて疑わない。 でも私にとって、いつからかその時間は、 “逃げ出したいほど苦しいもの”に変わっていった。 「座ってるだけでしょ?」の一言が、心に刺さっ... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】「頑張ってるのに、報われない」 ― 私が心をすり減らしてまで続けた理由
優しくなろうとした。理解しようとした。 でも、返ってくるのは「足りない」と言われる毎日だった。 頑張った。できるだけのことはしてきた。 「もっとわかってあげよう」「相手にも事情があるはず」 そう思って、私はずっと頑張ってきた。 会話の糸口を探... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】「大切に思っていたから」という言葉が、私を縛った
「大切に思っていたから」の本心は? 「大切に思っていたから」「困らないようにと思って言っただけ」 そんな言葉を、私は何度も受け取ってきた。 優しいように見えるその言葉に、私はいつも違和感を覚えていた。 なぜだろう。なぜ「大切にされている」は... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】条件付きの愛情に、心が疲れていった
「条件付きの愛」に疲れ果てた日々 子どもにまで“取引”を持ち込む夫 夫は、子どもにこう言うのが癖でした。 「〜してくれたら、〜してもいいよ」 おもちゃを片付けたらテレビを見ていい、宿題をしたらお菓子を食べてもいい──。 一見しつけのように見えるか... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】私を見ていなかった人
ずっと見ていたのは、私ではなく父親だった 結婚してから、私はずっと疑問に思っていたことがありました。 どうして、私にこんなにも冷たく、支配的に振る舞うのだろう? どうして、夫からの愛情を感じられなかったのだろう? 最近になって、少しずつ点と... -
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怖いから逃げる。それは間違いじゃない
――同じ空間にいるだけで心が縮こまるとき 今、私は夫と同じ空間にいないようにしています。 できるだけ顔を合わせないようにして、生活時間もずらしている。 でもどうしても、たまたま居合わせてしまう瞬間がある――。 そのとき、私は「怖い」と思ってしま... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】人の幸せを心から喜べなくなった
―置き去りにされた気持ちの奥で 昔は、友だちの幸せが嬉しかった 結婚の報告、出産の知らせ、旅行の写真。 以前の私なら、「よかったね!」と心から言えた。 大切な人の幸せは、自分のことのように嬉しかった。 でもいつからだろう。 その気持ちが薄れてし... -
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【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】夫の矛盾に疲れ、言葉が刺さらなくなった日
―「信じていいの?」が口ぐせになっていた 初めは、信じようとしていた 夫の言葉には、いつも“正しさ”がまとっていた。 「お前のためを思って」「普通はこうだから」 理屈はいつも整っていたし、感情よりも言葉が先に出ていた。 私はそのたびに、「きっと...