──自立のために私が選んだこと
仕事を始めてから、会社の仕組みや労務について、もう少しちゃんと知りたいと思うようになりました。
それまでは、夫との関係や家庭のことで頭がいっぱいで、毎日どこか息苦しさを感じながら過ごしていたと思います。
モラハラの問題は、考え始めると際限がなくて、心が全部そこに引っ張られてしまう。
「どうしてこうなったんだろう」「これからどうなるんだろう」
そんなことを考えているうちに、気づけば自分の時間も気力も、少しずつ削られていきました。
仕事をする中で、
「自分でできることを増やしたい」
そんな気持ちが、少しずつ強くなっていきました。
ちょうど知り合いが税理士を目指して勉強している姿を見て、
「私も、何かに挑戦していいのかもしれない」
そう思えたことも、大きなきっかけでした。
もうひとつ大きかったのは、
もし将来ひとりになったとしても、子どもたちを支えていける力を持ちたい
という思いです。
資格を取ることがすべてではないけれど、
知識や経験は、自分を裏切らない。
そう思えたことが、社労士の勉強を始める後押しになりました。
実際に勉強を始めてみると、新しいことを知るのは純粋に楽しくて、久しぶりに「夢中になる感覚」を思い出しました。
会社の仕組み、労務のルール、年金や保険のこと。
これまでなんとなく流してきたことが、少しずつ言葉として理解できるようになるのが面白かったのです。
不思議なことに、勉強に集中している時間は、
夫や家庭の悩みが、心の真ん中から少し端っこに寄っていきました。
※悩みが消えたわけでも、問題が解決したわけでもありません。
ただ、「全部を抱え続けなくてもいい時間」ができたことが、私にはとても大きかったです。
もちろん、最初から順調だったわけではありません。
専門用語が多くて頭に入らなかったり、
ノートを書くだけで疲れてしまったり。
「本当に続けられるのかな」と不安になる日もありました。
それでも、少しずつ積み重ねていく中で、
昨日わからなかったことが、今日わかる瞬間があって、
その小さな達成感が、次の一歩につながっていきました。
社労士の勉強を通して、もうひとつ大きな気づきがありました。
それは、
「自分の人生を、自分で整える力は、少しずつでも身につけられる」
ということです。
仕事や制度、法律を知ることは、資格のためだけではなく、
将来の選択肢を増やすことにもつながる。
もし離婚してシングルマザーになったとしても、
自分の知識と経験を武器に、道を切り開けるかもしれない。
そう思えるようになっただけでも、心の景色は少し変わりました。
また、挑戦して学ぶ姿を見せることは、
子どもたちにとっても、
「悩みながらでも前に進んでいい」というメッセージになるのではないかと思っています。
まだ勉強は始めたばかりで、覚えることも多く、
焦りや不安を感じる日もあります。
それでも、学ぶことそのものが楽しいという気持ちを大切にしながら、
一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
このブログを読んでいる方の中には、
家庭や人間関係に悩みながら、
「自分のための時間を持つこと」に罪悪感を抱いている人もいるかもしれません。
私自身、まだ途中ですが、
少しずつ自分を取り戻していくことはできる
ということを、今は実感しています。
悩みや不安を無理に消そうとしなくてもいい。
全部を解決しなくてもいい。
ただ、夢中になれるものをひとつ持つことで、
心が少し楽になることもある。
これからも、勉強のことや、学んで気づいたこと、
そして日々の小さな変化を、このブログで綴っていけたらと思います。
同じように悩んでいる方がいたら、
どうか「小さな一歩」を踏み出すことを、怖がらないでほしい。
自分の世界が少し広がる感覚は、想像以上に心を支えてくれます。
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