――「私の感じ方がおかしいのかな?」と思ったときが、サインかもしれない――
目次
モラハラって、本当にあるの?
「そんなの気にしすぎじゃない?」
「相手に悪気はなかったんじゃない?」
モラハラの話をすると、こんなふうに言われることがあります。
でも、モラハラかどうかを決めるのは、相手の“つもり”ではなく、自分の“感じ方”です。
「自分が悪い」と思い続けていた私が、少しずつ見えてきた“モラハラの正体”。
その見極め方を、ここに残しておこうと思います。
モラハラを見極める6つの視点
1. 「私が悪いのかな?」と感じさせられる
言い方が悪かった?タイミングが悪かった?
そうやって、毎回「自分のせい」にさせられる関係は、対等ではありません。
2. 謝っても許されない
どんなに謝っても、「でもさ」「まだわかってないよね」と言われ続ける。
それは、“謝罪”をコントロールの道具にしているサインです。
3. 「正論」で押しつぶされる
「普通はこうでしょ」
「お前の考えはズレてる」
正しさを盾に、自分の気持ちや考えを潰されていませんか?
4. 無視・ため息・急な黙りで支配される
言葉ではなく、「態度」で支配する人もいます。
怒っていることをあえて伝えず、空気で圧をかけてくる。それもモラハラの一種です。
5. 自分の言葉がねじ曲げられる
「そんなこと言ってない」
「それを言ったのはお前だろ」
自分の記憶や感覚がおかしいのかな……そう思わされたら要注意です。
6. 家の中なのに、気を抜けない
本来は安心できるはずの場所で、気を遣い、息をひそめている。
それはもう、家庭ではなく“戦場”です。
「私の感じ方は間違ってない」
モラハラは、形があいまいで、証拠も残りにくい。
でも、それを耐え続けている自分の心は、はっきりと傷ついています。
「こんなことで傷つく私がおかしいのかな」と思っていた頃の私に、今ならこう言いたい。
「感じていい。傷ついていい。それは、あなただけの感覚なんだから」
今、感じている違和感を、大切にしてほしい
違和感は、小さなサインです。
見逃さないで。押し殺さないで。
「なんかおかしい」と感じたあなたの心は、ちゃんと真実を知っています。
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