「いちいち、そういうのはいらない」と言われた日
結婚して間もない頃。
キッチンで夕飯の準備をしていた私に、夫が食器を出してくれました。
「ありがとう」
自然に出たその一言に、返ってきた答えは…
「いちいち、そういうのはいらない」
空気が一瞬で凍りつきました。
感謝を伝えることは、当たり前ではないの…?
褒められるでもなく、むしろ拒絶。
私はその瞬間、
私の常識が否定されたと感じました。
「思ってもないことは言えない」
それでも私は諦めず、ある日勇気を出して言いました。
「ありがとうって言ってもらえると嬉しいな」
夫の答えは冷たく、静かでした。
「思ってもいないことは言えない」
——つまり、
彼は私に感謝したことがない。
その事実を突きつけられたようで、
胸の奥がズンと痛みました。
私はそれ以上、
「ありがとうと言ってほしい」とお願いできなくなりました。
会話が拒絶されるということ
新婚なのに、会話が成り立たない。
楽しみたいだけなのに、いつもこう言われる。
「もうわかったから、それ以上話さなくていい」
話を聞くふりすらせず、
頷きをわざと早くして不機嫌になる夫。
まるで 私の言葉はノイズだと言われているようでした。
コミュニケーションが否定されるって、
こんなにも心が削られるのかと知りました。
夫婦なのに、言葉が届かない
結婚8年。
夫とは未だにお互いの好きなものも価値観も知りません。
- 話す→拒絶
- 気持ちを伝える→遮られる
- 感謝や謝罪→「不要」と言われる
一緒にいるのに、ずっと孤独。
夫婦なのに会話が成立しない苦しさが、ここから始まりました。
「ありがとう」が当たり前じゃない理由とは
子どもに絵本を読みながら
「なにかしてもらったらありがとうって言おうね」
と読んでいると、胸が締め付けられます。
なぜなら夫はその「当たり前」を知らないから。
夫は言いました。
「父親から『やられたらやり返せ』と教わった」
優しさを伝え合うより、
負けないことが正義と教えられて育ったのかもしれません。
そのまま大人になり、
感謝の言葉が心を温めることを知らずに。
たった1人の意見に惑わされないで
夫婦は2人の世界。
その世界が狭いほど、苦しさから抜け出せなくなる。
心療内科の先生はこう言いました。
「たくさんの”ものさし”を集めてください」
1人の言葉で自己否定しないために。
あなたの常識や感覚は間違っていません。
もし今苦しんでいたら、
どうか周りに助けを求めてください。
相談窓口一覧(日本国内)
命や安全に危険があるときは110番へ。迷わずに。
📞 DV・モラハラ
- DV相談+(プラス)
0120-279-889(24時間/無料)
SNS相談あり:公式サイトより - 配偶者暴力相談支援センター
各自治体に設置、保護支援も可能
📞 心の不調
- いのちの電話
0570-783-556(10〜22時)
夜間専用:0570-783-110(22〜翌8時) - よりそいホットライン
0120-279-338(24時間/無料)
女性専用窓口あり(案内後「2」)
📞 子どもの安全が心配な時
- 児童相談所虐待対応ダイヤル
189(24時間/無料/匿名可)
📞 法的なサポート
- 法テラス
0570-078374
経済的支援あり(無料相談可能)
最後に「ありがとう」と言いたい。
「ありがとう」と言われたい。
その願いが否定され続けた日々の記録です。
もし同じような違和感のなかで
孤独を感じている人がいたら、
あなたの苦しみは、無視していいものじゃない
どうか、一人で抱えないでください。


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