chibana– Author –
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モラハラかもしれない。我が夫の特徴
「もしかして、これってモラハラ?」 そう思い始めたのは、結婚してしばらくしてからのことでした。 表面上は穏やかで理屈っぽく、正論を好む夫。でもその言葉の裏に、私はいつも責められているような、否定されているような気持ちを抱えていました。 この... -
【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】「正しさ」の奥に隠れていたもの ── 夫の理論がずっと無茶に思えた理由
「それは違う」「そういう考え方はおかしい」 夫はよく、私の話にそう返してきた。 最初のうちは「自分の考えが未熟なのかな」と思っていたけれど、やがて、違和感の方が強くなっていった。 夫の言うことは、表面的には「正論」に聞こえる。 でも、なぜか... -
【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】「論点をずらすな」と言われ続けて
―― 私が言いたかったことは、いつもすり替えられていった。 「論点をずらすな」 「その言葉はおかしい」 「もっと本を読んでこなかったの?」 ただ、気持ちを伝えたかっただけなのに。 心の中で起きたことを話そうとすると、言葉の揚げ足を取られる。 話の... -
【第1章|はじまりの違和感】「俺もきつかったよ」と言う夫に感じた、“想像力の欠如”
義父との家族旅行に参加して 気疲れと緊張の時間 義父の誘いで、夫の家族と一緒に旅行へ行ったことがありました。 義父を中心とした空気に合わせるため、常に気を張り続ける時間。 沈黙にならないように場を繋ぎ、笑顔で振る舞いながら、内心ではずっと疲... -
【第2章|モラハラの実態と心の揺れ】説教が止まらなかった日々のこと
―― 私は、ただ話を聞いてほしかっただけだった。 「間違ってる」から始まる会話 「間違ってる、それはこういうことなんだよ」 「理解できていない」 「俺の立場になって考えてみたことある?」 何か話そうとすると、すぐに“正しさ”で返される。 でもその”... -
【第1章|はじまりの違和感】一緒にいる方が寂しい「なぜ私と結婚したの?」—知ろうとしなかった夫への疑問と寂しさ
私のことを知ろうとしなかった夫 結婚生活の中で、私はずっと疑問を抱えてきました。 好きな相手や大切に思う人のことは、自然と知りたい、理解したいと思うものだと信じていました。 でも、夫は違いました。 夫は私のことを知ろうとしなかった。 いつも自... -
【第1章|はじまりの違和感】一緒にいる方が寂しい
「寂しい」と感じるのは、誰かと“離れているとき”だけじゃない。 隣にいるのに、心が遠い。 同じ空間にいるのに、孤独が増していく。 そんな経験はありませんか? 私もそうでした。 会話がない。でも、会話しようとすると責められる 夫と過ごす時間が増え... -
【第1章|はじまりの違和感】理解できないのは私のせい? わからなくなっていった会話
「なぜか、いつもすっと入ってこなかった。」 夫の言葉を聞いていて、いつもどこか引っかかるような感覚がありました。 表面上はまっすぐな言葉に聞こえても、その裏に何かを隠しているような違和感。 ちょっとした矛盾、話の食い違い、急に変わる言い分。... -
【第1章|はじまりと違和感】義父を見て、夫の未来が怖くなった
家族の中に、どうしても受け入れられない人がいる──そんな経験はありませんか。 私にとってそれは、義父でした。 ただの「苦手」ではなく、静かに、でも確かに心の奥に積もっていった違和感。 それは時間とともに形をはっきりとし、やがて私の中で「これは... -
【第1章|はじまりと違和感】家なのに、家じゃないと思った瞬間
ここは私の“居場所”ではなかった 結婚してから数年、子どもが生まれても、「家」にいるのにどこか落ち着かず、緊張している自分がいました。 リビングでテレビを見ていても、好きな番組を見ていると隣から「ここが変じゃない?」と批判される。 そのうち、...