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モラハラかもしれない。我が夫の特徴

「もしかして、これってモラハラ?」

そう思い始めたのは、結婚してしばらくしてからのことでした。

表面上は穏やかで理屈っぽく、正論を好む夫。でもその言葉の裏に、私はいつも責められているような、否定されているような気持ちを抱えていました。

この記事では、「これって普通なのかな?」「私が弱いだけなのかな?」と自問し続けた私の夫の言動を、冷静に整理してみようと思います。もしかすると、同じように苦しんでいる方のヒントになるかもしれません。

目次

1. 「ありがとう」「ごめんね」が言えない

感謝や謝罪の言葉を言わない。言って欲しいと伝えると、「思ってもいないことは言えない」と拒まれてきました。

私が何かしても「当然」、私が傷ついても「お前が悪い」。

人として当たり前の言葉が、なぜかこの人の口からは出てこないのです。

2. やめてほしいと言ってもやめない

「そういう言い方はつらい」と伝えても、「それがおかしい」「今さら直せないんだよ」と開き直り。

私の感情やお願いは、いつも軽く扱われてしまいます。

3. 義父もモラハラ

夫の言動のルーツをたどると、義父にも高圧的な面がありました。

「育った環境」が影響しているのかもしれないと思いつつ、それが言い訳になるわけではないとも感じています。

4. 自分の考えが絶対に正しいと思っている

違う意見を伝えると、「お前はわかってない」「論理的じゃない」と切り捨てられます。

話し合いではなく、「正しさの押しつけ」になってしまうのが常です。

5. 自分には甘く、他人には厳しい

「知花は間違っている」と私には厳しく言ってくるのに、

自分は平気でそれを破る。

矛盾した言動に、私は何度も混乱させられてきました。

6. 相手の気持ちを受け取らず、理屈で返してくる

「私はこう感じた」と言っても、「それは事実じゃない」「主観でしかない」と言われます。

気持ちを話したいだけなのに、いつも冷たい議論にされてしまいます。

7. 相談しても、自分が得するような返事しか返ってこない

「こうした方がいいかな?」と相談しても、私の立場や気持ちは考えず、

自分にとって都合がいい選択肢だけを押し付けてきます。

8. 仕事はできる

外では評判もよく、仕事もバリバリこなしている様子。

だからこそ、家庭内での理不尽さを誰にも理解してもらえず、孤独を感じていました。

9. 結局、全部私が悪いことになる

ケンカになれば、「なんでわからないの?」「ちゃんと説明しない知花がいけない」。

どんなに丁寧に伝えても、最後には責任を押し付けられます。

10. 人を褒めることができない

子どもや私がどんなに頑張っても、「当たり前だろ」。

認められることがないまま、自己肯定感がどんどん下がっていきました。

11.家族の私物化

結婚した途端、思いやりの言葉をかけることがなくなり、夫の思い通りに動かなければ否定をされるようになりました。

夫は、自分の子供ではなく所詮赤の他人です。お互いのことを尊重していなければ、関係は続くはずがありません。

ですが私の夫は家族という関係に甘えて、思いやりの心を持たず”妻は自分の考えの通り動いて当然”という考えがあるように感じました。

12.自責の概念が無い

夫は、どんな酷いことをしても「自分が悪い」という考えが生まれることはありませんでした。

だからこそ、どんなに「私が傷ついた」「やめてほしい」と言っても「そう考えるほうがおかしい」と言われ続けてきました。

「自分は正しいことをしている」と思っているので、より一層たちが悪いのです。

「自分は正しい。それ以外は間違っているから正してやっている」という考えが根底にあるため、私が夫にどんな説得をしても響くことはありませんでした。

終わりに

「モラハラ」という言葉を使うのは、正直、勇気がいります。

けれど、私の中でこれは明らかに「心を壊す関わり方」でした。

夫を一方的に悪者にしたいわけではありません。

でも、「愛情」や「アドバイス」という言葉にすり替えられながら、私は長い間、自分を否定され続けていたという現実には、ちゃんと名前をつけてあげたかった。

今ようやく、私はそれを「モラハラかもしれない」と言葉にできるようになりました。

結婚当初から8年経った今も、モラハラかもしれない夫には悩まされています。

今もしも、モラハラかもしれない人のそばにいるならば、1人で戦わず、逃げることや他の人を巻き込むことは必要な選択です。

なぜならば、モラハラ思考の人は自責の感情が乏しいからです。

同じように悩んでいる誰かの、心の整理の一助になればと思います。

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