私のことを知ろうとしなかった夫
結婚生活の中で、私はずっと疑問を抱えてきました。
好きな相手や大切に思う人のことは、自然と知りたい、理解したいと思うものだと信じていました。
でも、夫は違いました。
夫は私のことを知ろうとしなかった。
いつも自分の世界で、自分の気持ちだけが中心で、私のことに興味を示さなかったのです。
その態度は、私の心に大きな寂しさを生みました。
「なぜ私と結婚したのだろう?」と自分に問い続ける日々。
本当に私に対して愛情はあったのか。
その答えを求めるほどに、心は痛みました。
愛情って、相手を知ろうとすることじゃないの?
誰かを好きになれば、その人のことを知りたくなる。
その人の考え方や、日常、過去、大切にしていることを知りたい。
そうすることで、もっと心の距離が近づくし、信頼も深まる。私はそう思っていました。
でも夫は、私がどんな人間なのか、どんな想いを抱えて生きているのかに、興味を持とうとしなかった。
「私の何を見て、何を知って、結婚を決めたの?」
そんな思いが何度も胸に込み上げてきました。
私に残されたのは、孤独と疑問
私はただ、話を聞いてほしかった。
理解してほしかった。
知ろうとしてほしかった。
でも、夫との日々では、そのどれもが叶わなかった。
私がどう思っているかよりも、夫がどう感じているかが常に優先される。
そんな日々の中で、私は自分の存在がどんどん薄くなっていくように感じていました。
本当に愛されていたの? その問いが胸を締めつける
「あなたにとって私は、なんだったの?」
心の中で何度もそう問いかけてきました。
愛情があったのなら、なぜ私を知ろうとしなかったのか。
愛情があったのなら、なぜ私の寂しさに気づこうとしなかったのか。
その答えがわからないまま、時間だけが過ぎていきました。
今の私が思うこと
愛とは、相手に関心を持つこと。
相手の存在を尊重し、理解しようとすること。
そして一緒に生きるということ。
私は、それを信じていたし、今も信じています。
でも、夫との時間は、そうではなかった。
だから今、私は思うのです。
「私のことを知ろうとしなかった夫と過ごした時間は、私にとってとても孤独な時間だった」と。
同じように悩む誰かへ
もしこの記事を読んで、同じような気持ちを抱えている人がいたら、伝えたいことがあります。
あなたの感じた違和感は、きっと本物です。
そして、その違和感は、あなたが大切にしてきたものの証です。
どうか、自分を見失わずに。
自分を大切にしてくれる関係こそが、あなたにふさわしいものだと信じていてください。
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